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[政なび+]自衛隊の「量」(読売新聞)


旅行に行く際、荷物を必要最小限度に抑えるか、必要な量を用意するかで、同じかばんでも大きさは変わる。災害への備えでも、備蓄物資を3日分とするか7日分とするかで、備蓄量は変わる。憲法論議でも、量が重要になる課題がある。自衛隊にどこまで能力を持たせるのかをめぐる議論である。

2019年版防衛白書には、「自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法上認められる」とある。最高裁は1959年の砂川事件判決で、「存立を全うするために必要な自衛のための措置を執り得ることは、国家固有の権能の行使であって、憲法は何らこれを禁止するものではない」としている。自民党が2018年にまとめた憲法改正の条文案では砂川判決も踏まえ、「必要な自衛の措置をとる」実力組織としての自衛隊保持を明記した。
中谷元・元防衛相は、「ポイントはここだ」と強調する。政府見解の「必要最小限度」では、いざという時に困る。憲法改正で、「必要」のレベルまで、自衛隊の能力を引き上げるべきだという考えだ。
自民党内には、自衛隊の存在を憲法に書き込めさえすればいいという空気もある。しかし、量の議論を避ければ、運ぶのにも難儀する巨大なかばんや、不必要なまでに過剰な備蓄のごとく、本来の目的とは異なる自衛隊が登場しかねない。通常国会では、こうした点も含め、各党の見識をぶつけ合ってほしい。
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