安倍晋三首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に自民党の萩生田光一総裁特別補佐を通じて私費で玉串料を奉納した。萩生田氏は参拝後、首相の代理として自民党総裁名で玉串料を奉納したことを明かし、首相から「国のために尊い犠牲となられたご英霊の御霊に、尊崇の念をもって謹んで哀悼の誠をささげてほしい。揺るぎない恒久平和をしっかりと誓ってほしい」と伝えられたと記者団に述べた。
首相は昨年12月26日、現職の首相としては小泉純一郎首相が参拝して以来、7年ぶりに靖国神社を参拝した。第2次安倍政権が発足してからは、春と秋の例大祭には「真榊」と呼ばれる供物を、8月15日の終戦記念日には玉串料を私費で奉納し、参拝を見送ってきた。
また、古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相と新藤義孝総務相は同日午前、それぞれ靖国神社を参拝した。
参拝後、古屋氏は記者団に「一国のために命をささげた方々に哀悼の誠をささげるのは当然だ。平和を祈念して参拝した」と語った。新藤氏も「「私的な行為で(中国、韓国からの)懸念を示されることにはつながらない」と述べた。稲田朋美行政改革担当相も同日午後の参拝を検討している。
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